水源かん養とは?

森林の土壌は、スポンジのような性質をもち、貯水、治水などダムのような働きがあることから、森林は「緑のダム」とも呼ばれています。また、天然のろ過機能の働きにより、水をきれいに浄化します。このような森林の働きを「水源かん養機能」といいます。小野湖周辺を含め、上流地域の緑豊かな森づくりは将来にわたる良質な水源確保には欠かせません。
現在、推進している水源かん養事業は、効果がすぐに現れにくいものですが、絶え間なく事業を実施していく必要があります。私たち一人ひとりが水源の保全について関心をもち、水源をきれいにしていきましょう。
現在、推進している水源かん養事業は、効果がすぐに現れにくいものですが、絶え間なく事業を実施していく必要があります。私たち一人ひとりが水源の保全について関心をもち、水源をきれいにしていきましょう。
水源かん養基金の設置
宇部市は、平成10年(1998年)9月に小野湖周辺の水源かん養機能の向上を図る目的で、「水源かん養基金」を設置しました。
また、平成14年(2002年)4月に水源かん養事業を実施するため、実施要綱を定め、水源かん養事業推進協議会を設置し、この協議会において、毎年度の水源かん養事業を協議し、基金の管理を行っています。
この基金の財源は、事業が終了した山陽自動車道関連事業基金と、お客さまの水道使用量1m3につき1円として算出した水道事業会計からの積立金(平成14年度から実施)等で構成されています。
この基金を財源として、小野湖周辺の整備や水源保全の啓発活動などを実施し、宇部市の水源の恒久的な保全対策に取り組んでいます。
また、平成14年(2002年)4月に水源かん養事業を実施するため、実施要綱を定め、水源かん養事業推進協議会を設置し、この協議会において、毎年度の水源かん養事業を協議し、基金の管理を行っています。
この基金の財源は、事業が終了した山陽自動車道関連事業基金と、お客さまの水道使用量1m3につき1円として算出した水道事業会計からの積立金(平成14年度から実施)等で構成されています。
この基金を財源として、小野湖周辺の整備や水源保全の啓発活動などを実施し、宇部市の水源の恒久的な保全対策に取り組んでいます。
水源かん養事業の取り組み
農林整備課、学校教育課、市民活動課、水道局で構成される水源かん養事業推進協議会において、毎年度の水源かん養事業を協議し、各課がそれぞれ事業を実施しています。
水源かん養事業実施一覧
事業の種類 | 事業の内容 | 実施担当課 |
水源地における緑地の保全及び整備事業 | 水源地内の緑地保全地区指定区域内の緑地の保全及び整備事業 | 農林整備課 |
水源地における緑地の用地取得事業 | 水源地内の緑地保全地区指定用地の取得事業 | 農林整備課 |
民有林の維持・管理への補助 | 森林の荒廃を防止するため、植林や間伐、作業道の整備を実施する民有林所有者への補助 | 農林整備課 |
市有林の維持・管理 | 枝打ち、除伐、間伐等の保育や管理道の整備 | 農林整備課 |
森と川と海に関する啓発活動 | 水源林の視察、住民参加による体験学習、森と川と海に関する啓発活動 | 水道局 |
学校教育課 | ||
その他水源かん養のために必要な事業 | その他水源かん養のために必要な事業 | 市長が指定する課等 市民活動課 |
水道局の取り組み
厚東川上流地域を散策し、厚東川や厚東川の支流である大田川の源流を訪ねる「水源探訪」、実際に水源林を間伐する「水源保全体験」を実施し、水源保護の大切さとその必要性を市民の皆さんとともに学んでいます。
また、平成14年度からお客さまの水道使用量1m3につき1円として算出した金額を水源かん養基金に積み立てています。
また、平成14年度からお客さまの水道使用量1m3につき1円として算出した金額を水源かん養基金に積み立てています。
これまでの啓発活動【水源探訪】
※参加者数は、職員を含んでいません。
お問い合わせ先
総務企画課 総務企画係 TEL:0836-21-2171
総務企画課 総務企画係 TEL:0836-21-2171