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登録有形文化財について

 平成8年(1996年)10月、文化財保護法の一部が改正され、文化財登録制度が導入されました。
 これは、歴史的な価値を持ちながら、都市開発や生活様式の変化などで消失が著しく、従来の指定文化財の対象になりにくい建築物や橋りょう、トンネルなどの土木建築物を保護し、後世に継承していくことを目的としています。
 登録の基準は、築50年以上経過していること、国土の歴史的景観に寄与していること、再現することが容易でない等ですす。
 宇部市の水道施設においては、産業の発展・市民生活の向上に寄与した建造物として、旧桃山1号配水池監視廊入り口及び桃山配水計量室の2件が登録されました。いずれも宇部市の水道施設を代表する最も古い建造物です。
  旧桃山1号配水池監視廊入口(登録年月日:平成9年(1997年)11月5日)
 この建物は、配水池の貯水を管理するための施設で、市街地が眺望できる丘陵地にあり、大正13年(1924年)沖ノ山炭鉱が建設し、大正15年(1926年)に宇部市が譲り受けたものです。
 厚東川の水を中山浄水場で浄化した後、配水池に汲み上げ、自然流下を利用して、上水を市街地に給水していました。
 配水池の地上部には、鉄筋コンクリート造の監視廊が設けられており、その外観は当時流行のゴシック様式で装飾され、柱上装飾がある柱や、尖頭形アーチを用いた入口のデザインなどに特徴があります。
 1号配水池は、昭和62年(1987年)に隣の展望塔つき配水池が建設されるまで使用されていました。
 
  桃山配水計量室(登録年月日:平成9年(1997年)11月5日)
 この建物は、市街地への給水量を計る機器を入れていたの施設で、大正13年(1924年)沖ノ山炭鉱が建設し、大正15年(1926年)に宇部市が譲り受けたものです。
 口径400mmの配水本管2本と、350mm配水本管1本を引き込んで、計量していました。
 外観はゴシック様式で、直線的な柱と、ゆるやかなアーチ形をした入口の窓とがおりなすコントラストの美しさに特徴があります。建設当時は八角錐形の屋根があり、中世の城をイメージさせる造りでした。
 建物は実際には直径5.7mの八角形の構造ですが、「六角堂」と呼ばれ、市民に親しまれてきました。
 
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